公開日:2017/8/13
更新日:2017/8/26
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- あなたに伝えたい不動産業界の真実
数年前になりますが、業界紙で、ある記事を目にしました。都内で5,000万円程度の分譲マンションを区分所有した人が支払っている広告費と構造設計費の割合について紹介されていました。購入価格の内、300万円は広告費として負担し、構造設計費にいたっては5万円程度しか支払っていない計算になるというのです。
一生の買い物であるはずの大切な我が家への出費の内訳として、どう感じますか?
実は、設計費割合の低さは特段驚くような話ではないというのが率直な感想でした。しかし物件詳細はわかりませんが、業界にいる我々にとっても、広告費の多さには驚きました。5,000万円の物件で300万円の広告費ということは、割合で考えると6%です。かたや、構造設計は0.001%です。
しかもこれは、事業として行う不動産活用において、自らの物件にお客さんを呼び込むための広告費ではありません。物件価値に反映しない施主であるあなたを呼び込むために、施主さま自ら多額な広告費用を負担しているのです。この業界構造は、明らかにおかしいとお思いになりませんか?
その他にも業界内では、施主さまが知らない間に多額の費用を支払っている、という不思議な現象をよく見かけます。それらの費用は、紹介料という名目で施工会社やハウスメーカーが仲介者に支払っているので、施主さまはその存在に気がつく事はありません。
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事業主にとって、自らがお支払になる費用について関心を持つ機会になればと思っております。
下記1つでも該当する場合、
不動産活用においてベストな状態ではない可能性が高いです。
- 事業主、建て主の目標設定やライフプランについて建築士に相談する必要がないと思っている
- 建築士にお金のことについて話しづらい、話すことではないと思っている
- 土地を決めてから、建築士に相談すべきと思っている
- どこに依頼しても建物は同じ価格であると思っている
トチタテモノは土地・建物の価値最大化を目指し、他には真似できない付加価値を生み出します。
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