公開日:2017/8/13
更新日:2017/9/14
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- あなたに伝えたい不動産業界の真実
多くの事業主はどこに計画を依頼すればいいか分かりません。ですから付き合いのある不動産仲介会社に施工会社の紹介を依頼するケースが少なくありませんが、これには注意が必要です。
と申しますのは、「紹介料が発生する」からです。施工会社としては、商売を紹介してくれた不動産仲介会社に謝礼を払いたくなるのは当然ですし、不動産仲介会社としても、ビジネスですから見返りを求めることを否定するつもりはありません。ごく稀に、施工会社から紹介料を取らない不動産仲介会社も存在しますが、見分けることは不可能です。
この紹介料を事業主が直接支払ったり、請求されたりすることはありませんが、実は、紹介料はしっかり全体の費用の中に分からない形で入っているのです。
また、紹介だからと言って「きちんとした施工会社である」という保証もありません。不動産仲介会社と施工会社が、紹介料の授受といった形のギブアンドテイクの関係かもしれないのです。そもそも不動産仲介会社は、土地・建物の取引のプロであって、建築のプロではありません。施工会社を選定する目は持っていないのです。
土地・建物の購入にかかわる仲介手数料はきちんと支払うべきですが、施工会社の紹介を受けることは避けるべきです。不動産会社からの施工会社の紹介は、無料コンサルティングなどの付加価値仲介とは全く別物だとお考えください。
では、どうやって施工会社を選定すればよいのでしょうか?それは、見極めが客観的にできる専門家に助言を得るべきだと考えます。
- その施工会社が、プロジェクトに最適な技量を持っているか
- 施工会社の見積内容が設計図と合致しており、妥当性があるか
このような見極めができる専門家は、建築士・建築家だけなのです。
設計事務所に依頼すると、設計監理費の範囲内で適切な助言が受けられます。
設計事務所の設計監理費の中には、
- 見積精査
- 施工会社選定のアドバイス
- 減額案の提案など
が含まれています。
下記1つでも該当する場合、
不動産活用においてベストな状態ではない可能性が高いです。
- 事業主、建て主の目標設定やライフプランについて建築士に相談する必要がないと思っている
- 建築士にお金のことについて話しづらい、話すことではないと思っている
- 土地を決めてから、建築士に相談すべきと思っている
- どこに依頼しても建物は同じ価格であると思っている
トチタテモノは土地・建物の価値最大化を目指し、他には真似できない付加価値を生み出します。
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